お知らせ

保育のいま「保護者の先⽣体験実施の⽬的」

こんにちは。統括園⻑の⽇向美奈⼦(ひゅうがみなこ)です。

皆さんの保育園や幼稚園等では保護者の⽅を園におよびして、子ども達の園での様⼦を⾒に来ていただく保育参観のような機会はありますか?

私達キートスでは年間を通して保護者の【先⽣体験】を実施しています。
保護者向けのアンケートで「園での⼦どもの様⼦を⾒る機会がほしい」というお声を何⼈かの保護者からいただいたことがきっかけで改めてスタートしました。

実は新型コロナウイルス流⾏前は「いつでもどうぞ」というスタンスでお受け⼊れしていたのですが、新型コロナウイルスの流⾏時にいったん中⽌した経緯があり、終息後もずるずるとそのままになってしまっていました。

キートスが実施しているのは【保育参観】ではなく【先⽣体験】です。
保育園で⾃⾝の⼦どもの様⼦を⾒るのではなく、キートスの先⽣として⼀緒に保育に参加していただく体験型です。

保護者にはキートスのエプロンを着⽤してもらい、「◯◯先⽣」と子ども達に呼ばれ、⾃⾝の子どもだけでなく、保育室にいる全ての子どもの先⽣になっていただきます。
⼤勢の⼦ども達に向けて絵本を読んでいただくこともあれば、製作時に使⽤する机や椅⼦を並べていただくこともあり、たくさんの子ども達を膝に抱え汗だくになることもあります。

なぜ【参観】ではなく、【体験】なのかというと、保護者が実際に保育に加わることで、保育⼠の⼦どもへの関わりや想いに理解が深まるのではないかと考えているからです。

【先⽣体験】に参加した保護者のほとんどの⽅が「毎⽇あんなにたくさんの子ども達の全てに寄り添う姿に、尊敬の気持ちしかありません」という感想を⾔葉にして私達に伝えてくれます。
保育⼠の⽇常を体感してもらうことで、保育⼠への理解が深まり、より濃い信頼関係につながります。
経営者として保育⼠を守ることにもつながる取り組みだと思っています。

私は以前、 保育⼠養成校の学⽣向けに「実習の⼼得」としてお話をさせて頂く機会がありました。
その際にすべての出来事を「⾃分事」として捉えることの重要性を伝えました。
キートスの【先⽣体験】はまさしく、参加しているうちに保育室で起きていることを保護者の⽅々が「自分事」として捉えて子ども達と関わってくださいます。

【先⽣体験】は、キートスの保育理念である「⼈とのつながりを⼤切に“また明⽇も来たい”と思う保育園」創りは、子ども&保護者&保育士の三者で創っていくものであることを実感していただける取り組みだと⾃負しています。

保護者からの理解を得られるからこそ、保育⼠のモチベーションはアップし、⾃⾝の仕事に誇りをもてるようになります。
今後も多くの保護者の⽅に何度でも【先⽣体験】を楽しんでいただきたいです。
先⽇は「次は主⼈と⼆⼈で先⽣体験させてください」と、⾔って帰られた⽅もいらっしゃいました。
【先⽣体験】を通して、保護者と保育⼠の信頼関係が深まることは何よりも⼦ども達の幸せにつながると思います。

 

【プロフィール】

日本一バズる保育園を創った園長 日向 美奈子
“三刀流!保育園経営保育士現役大学院生“

【職歴】
2010年 株式会社ハイフライヤーズ設立
千葉市認可保育園7園/成田市認可保育園3園
役職:株式会社ハイフライヤーズ取締役社長 兼 保育運営本部 キートス統括園長

【学歴】
1997年 聖徳大学短期大学部保育科卒業
2020年 聖徳大学児童学部児童学科 児童心理コース編入 2022年 卒業
2022年 聖徳大学大学院  児童学研究科 児童学専攻 博士前期課程 入学

【所属】
一般社団法人日本保育連盟(理事/千葉支部長)
日本こども虐待防止学会

保育業界に関する事なら取材、撮影何でもお任せください。
現場に立つからこそ伝えられる情報をお答えします。

 

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