キートスでは、男性保育士も年々増えてきました。個性豊かで、とっても優しく面白く、子どもたちに大人気の先生たちばかり。普段男性職員がいない園に出張で顔を出すと、大喜びで先生めがけて飛びつく子どもたちの姿も見られます。
以前「うちの子は男性に慣れていないからあまり接触しないでほしい」「娘なのでオムツ替えは男性ではない方にお願いしたい」という声が保護者から上がったことがありました。その時は、そのご要望にはお答えできない旨ご説明させていただきました。女性が男児のおむつを替えることと、男性が女児のおむつを替えること、そこに違いはないと考えているからです。
社会には様々な人が共存しています。老若男女、性別についても現代は男性、女性の二分割だけではありません。あらゆる人々のいる世の中。その縮図が保育園という場であって欲しいと考えています。
様々な人との関わりの中でこそ、子どもたちの人間性は育まれます。出会う人が多ければ多いほど、豊かに育まれます。均一よりも多様性。
ワンオペでお子さんが父親(母親)となかなか接する機会のないご家庭、祖父母と過ごす時間が長いご家庭、母子家庭、父子家庭。色々な御家庭があることと思いますが、お子さんがそこからとび出し、初めて出会う社会が「保育園」という場です。
そこでは関わる人がのびのびと個性を発揮し、豊かな多様性に富んでいる。キートスはそんなところでありたいと考えています。