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第128回 天井いっぱいの紅葉!4・5歳児クラスのダイナミック制作

第128回 かい園長のつれづれ日記こんにちは!かい園長です!前回は秋ならではの制作活動についてお話ししましたが、今回は続編として、4.5歳児クラスの子どもたちが取り組んだ「紅葉とイチョウの制作」について紹介したいと思います🍁🍂✨今回も日記のクイズがあるので文の中をよく読んでみて下さいね!【つれづれ日記クイズ(前回の答え)】答え.『絵の具が落ちるか心配でじっと手を見ていた』🖐️🎨前回のつれづれ日記はこちら秋といえば、美しく色づく紅葉をイメージする方も多いのではないでしょうか?🤔子どもたちにとっても、公園やお散歩で目にする赤や黄色の葉っぱは特別な存在で『めっちゃ綺麗な葉っぱみつけた!』と宝物にしている子もいるくらいです😊✨今年はその秋の景色を大きな模造紙に表現してみました!まずは大きな模造紙を広げ、赤や黄色、オレンジの絵の具を用意します🎨✨今回は筆ではなく、手のひらや指を使って自由に表現できるようにしたのですが、子どもたちは待ちきれない様子で直ぐに絵の具に手を伸ばしていました!最初は少し冷たい絵の具の感触に「わぁ!つめたい!」「ひんやりする!」と声をあげる子もいましたが、直ぐに夢中になり、手のひらをスタンプのようにペタペタと模造紙に押し付けていました🖐️ある子は「こっちはまだ黄色が少ないから、もっと足そう!」と色のバランスを考えたり、また別の子は両手いっぱいに絵の具をすくい取り、大胆に広げて模造紙全体で秋を表現するかのように塗り広げていました😂 絵の具の質感や温度を肌で感じながら、子どもたちはそれぞれのイメージを形にしていく様子があり、中には、「前さ、お家の近くの公園で赤い葉っぱいっぱい拾ったんだよ!」と、過去の体験を思い出しながら色を選ぶ子もいました🍁4.5歳児になると、自分の経験を制作に反映させたり、友達と「ここはオレンジにしようよ!」と相談し合ったりする姿が増えてきます。遊びを進める中でも子どもたちの成長の様子が沢山感じられてとても嬉しく思いました☺️模造紙いっぱいに広がった鮮やかな色の世界は、乾かした後に先生たちが紅葉やイチョウの形に切り抜き、それを天井に吊るして飾りました!✨保育室いっぱいに赤や黄色の葉っぱが舞っているかのような制作に子どもたちも大喜びで、「ほんとにお外みたいだね!」「もう秋になったね!」と、子どもたちの声があちこちから聞こえてきました🙌ある子は、天井を見上げながら「風が吹いたら葉っぱが落ちてきそうだね」とつぶやき、秋の自然をしっかりイメージしている様子が4.5歳児クラスならではで、さすがだなと感じました👏完成した作品は、ただの「飾り」や「装飾」ではなく、子どもたち自身の体験や記憶、そして友達と一緒に作り上げた達成感の詰まった宝物になります。制作の時間を通して、「自分の手で作り出す喜び」や「友達と一緒に表現する楽しさ」を味わうことができました。保護者の皆さまからすると、家で絵の具遊びをするのはなかなか大変かもしれませんが、園では大きな模造紙を使ったり、手も洋服も絵の具まみれになりながら存分に表現できる環境があるので、そんなダイナミックな活動こそ子どもたちにとって「今しか出来ない経験」になるのだと思います。秋という季節は今では、ほんの短い季節になっていますが、子どもたちが感じ取った色や空気は、きっと心の中に長く残っていくことと思います。天井に広がる紅葉を見上げながら「もう秋だね」と言った子どもの言葉が、その証拠だと感じました。秋の深まりとともに、子どもたちの成長もますます色づいていくように感じます。これからも季節の移ろいを楽しみながら、子どもたちと一緒に過ごしていきたいと思います!😊🙌【つれづれ日記クイズ(問題)】・秋の制作を飾った際に1人の子が「もう〇〇になったね!」と言っていましたが何になったと言ったでしょうか?🍁🍂

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